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死のゲーム
第6章 不思議な本
幻の作品・・・。だから、惹き付けられる何かがあったのかも。店員さんは少し呆れたような顔をしてたけど、声は明るかった。
「はい。大切にします。」
店員さんに誓いのような返事をすると、店員さんが笑顔になった。それから静かに笑い始めた。
「すごいですね。私の弟と同じくらいの年頃に見えるのにこんなにしっかりしてるなんて。」
「弟さんはおいくつなんですか?」
「高校2年生です。」
「同じ学年です。もしかしたらどこかですれちがっているかもしれませんね。」
店員さんはまた優しく微笑んだ。
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