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夜と夕星

第3章 そりゃ神室町とくらべたら日本全国津々浦々が田舎だけれども。


それからあたし達はホームセンターとドラッグストアに寄り生活用品を揃えてから、食糧を買うためにスーパーに寄った。堂島さんは「何処の店も店舗がデカいな」と感心していて、あたしは苦笑するしか無かった。
確かに、田舎の店はいちいち店舗がデカい。地代が安いからだ。
都会暮らしの人は驚く事だろう。
そんな事を考えながら、カートを押す。

「堂島さん、何か食生活で気を付けている事とかあります?
アレルギーとか、糖質とか脂質とか…………後は苦手な食品とか」
「特にはない」
「じゃあ、好きな食べ物は?」
「…………酒?」
「飲み物じゃないですか。買いますけど」
「アンタは酒、飲まないのか?」
「あたし、飲むとすぐ赤くなるんですよね。
味は好きなんですけど。ウィスキーとかラム酒とか泡盛とか、好きです。蒸留酒が好きなんですかね?」
「下戸とは思えない好みだな」
「昔、スナックでバイトしてたので、美味しいお酒自体はそこで色々御馳走になったんです」
「スナック? アンタが??」
「あ、なんですかその反応」
「イヤ、なんでも…………」
「あら、薬師ちゃんじゃない?」
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