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呪いのなかで、恋々【乙骨憂太】

第15章 交流会


悟が京都校の楽巌寺学長を煽っているが、知らないフリをした。
悲しそうな顔をする悠仁に恵と野薔薇が近づき、野薔薇は箱を蹴る。

「千景〜、ちょっとおいで」

知らないフリをしていたのに、呼ばれてしまった。
学長たちから離れていく悟に駆け寄り、目隠しを見上げる。

「棘とか大丈夫だった?」

頷くと髪をくしゃくしゃにされた。
悟は1つ「教えておきたいことがあるから」と、背中を丸め、視線を合わせてくる。

「それ。憂太の残穢が強すぎて、交流会の邪魔になるかもしれない。つけてた方が危険にはならないだろうけど、勝つことは難しいだろうね。どうするかは自分で考えなさい」

「呪霊?」

頷く悟を見て、チェーンを首から外し、悟に預けた。
呪霊を倒すのが条件なら、避けられていたら意味がない。

名残惜しく悟の手の中にある指輪を見つめる。
――憂太、ごめんね。
これが終わったら、もう手放さないから。

憂太がすぐ傍にいるような気持ちになれていたから寂しいが、切り替えなければ。

夜蛾学長に絞められ続ける悟を見ながら、第1日目の団体戦のルールを聞いていた。

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