【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/乙骨×主(五/直/伏)
第6章 春夏「秋」冬
温い缶コーヒーにミルクとシュガーを入れて
ゆっくりとかき混ぜながら机へ置き、腰を下ろした。
積み上げられた書類。
赤ペン。
提出された面談用紙。
そして、その横には採点済みのテスト用紙。
は一枚ずつ結果を確認しながら、小さく眉を寄せる。
「虎杖くん、数学壊滅的だなぁ……。」
思わず零れた呟きに、しんとした職員室だけが返事をする。
いくら将来、呪術師になる可能性が高いとはいえ、
呪術師ではなく一般的な社会人の道だってある。
彼ら、彼女らが、それを選べるように一般教養を教えるのが
先生(私)の務め。
(伏黒くんは安定している。
もう少し頑張ればかなりいい線行くと思う。
野薔薇ちゃんは極端。
やる気のムラがあるからどうしたものか・・・。
憂太くんは相変わらず全体的に高い。
心配なし。
パンダくんも思ったより悪くない。
真希ちゃんは・・・・極端な実技型。
成績動向よりも禪院家(親)との面談の方が厄介。
狗巻はしょうじき通訳(伏黒くん)がいないと
いまだになんて言ってるのかわからない・・・。
けど、成績はなかなかいい。)
一人一人の答案を見終えると、
その隣に置かれた進路面談用紙へ視線を落とす。
将来の希望。
やりたいこと。
卒業後について。
全員(((呪術師)))
「……はぁ。」
自然とため息が零れる。
(呪術師ね~・・・そりゃそうか・・・。)
五条「おっはー」
「・・・おはようございます」
五条「朝はやいね~、なになに~」
「あ、いや、、」
書類の山を見てくすっと笑う五条。
五条「センセーらしいことで悩んでるんだ?いいねぇ~」
「私も一応先生ですから・・・。」
手際よくコーヒーをもう1杯準備して、五条の机にそっと置く。
五条「・・・あーあっ!僕もちゃんみたいな奥さんがいればな~~~~」
「あはは、何言ってるんですか。」
いつもの軽いノリをいなして席に腰を落ち着ける。
五条「あの時・・・」
「・・・ん?」