第5章 記憶×記録
パンダ「ちなみにさ~聞いていいのかわかんないけどさ、
ちゃんは何処まで覚えてるの?」
「あぁ、、、えっと、、、」
答え方を探すように言葉を迷わせる。
すると、その隣で乙骨が静かに口を開いた。
乙骨「五条先生からは、高専に入る前…だから、僕らと出会う前までは記憶があるって聞いてるよ。」
パンダ「そっか~~。
でもさ、ってことは、俺ら、2回もちゃんと
友達になれたってとこだから、いいことだよな~」
むふふ~と笑うパンダの横
真希「・・・ま、そのうち思い出すだろ」
「早く思い出せるように頑張らなきゃ・・・!ですね・・っ」
3人の雰囲気に緊張もほどけたのか、
ふんっ、と小さく気合を入れる蘆屋。
パンダ「ま、今日はちゃんが元気なの確認できたし、それだけで十分だよな」
真希「あ、」
ふと思い出したように、真希が蘆屋を見る。
真希「ちゃん、アイツに手ェだされてない?いま一緒にいるんでしょ?」
「え、あ、ぇ!?」
突然の言葉に、目を見開く。
顔が一気に熱くなるのが、自分でもわかった。
真希は盛大に眉を顰める。
真希「・・・・あんの、クソ教師が(五条先生)。」
「な、なにもない、、、、ですっ!!!・・・五条さんは私が五条家に来た時からずっと優しいですよ」
慌ててぶんぶんと首を横にふりながら
取り乱した蘆屋を見て真希とパンダが目を合わせる・・・・
パンダ「・・・・ちゃん、五条先生はだめだよ。
っていうか、ちゃんは、乙骨の彼女だし、うん、
あ、乙骨、息してるか?
気を確かにな、うん、」
真希「お前も落ち着け。
いいか、アイツは、まじでクソ男だからやめとけ」
2人の圧に思わずうなずく蘆屋。
「あぁ……えっと……。う、うん?」
真希「ったく、あのクソ教師、心ねぇのかよ」
パンダ「うんうん、油断も隙もないな」
乙骨「ぬぅ、、、」
乙骨(五条先生、優しいし、強いし、お金持ちだし(?)、
僕も女の子だったら好きになってるかもしれないなぁ、、、
ん~~~~~~・・・・わかってはいたけど・・・・。
結構キツイ・・・・。)