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【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主

第5章 記憶×記録






気づけば柔らかな朝日が、障子の隙間から静かに差し込んでいた。

薄く開いた視界の中、
主人公はぼんやりと天井を見上げる。

(……あたたかい。)

微かに感じる体温。

規則的な呼吸。

背中へ回された腕。

そこでようやく、自分が誰かに抱きかかえられたまま眠っていたことに気づいた。

「……っ」

小さく肩が跳ねる。
視線を上げた先。

すぐ目の前にあったのは、
白い髪。

長い睫毛。

無防備に眠る、五条悟の顔だった。

(そっか、昨日あのまま寝ちゃったのか・・・)

自分は半分五条へ寄りかかるような体勢で、
彼の腕に包まれていた。

「……」

無駄にきれいな顔立ちと、
認識していたより大きな体、腕、手のひらに
鼓動が少しだけ跳ねる。

思い出した記憶の中の五条悟は、
もっと軽くて、
掴みどころのない人だった。

ひょろっと長くて、
へらへら笑って、
いつも気にかけてくれている。

“お兄さん”

そんなことを考えていた、その時。

五条「……ん」

五条の睫毛がゆっくり揺れた。

薄く目を開けた彼は、
数秒ぼんやりしたあと、
すぐに蘆屋へ気づく。

そして、ふっと笑った。

五条「おはよ」

寝起きなのに、
やけに優しい声だった。

「……おはようございます」

五条「ゆっくり眠れた?」

蘆屋は小さく頷く。

「……うん。久しぶりに、ちゃんと寝れた気がする」

五条「そりゃよかった」

五条は安心したように目を細めた。

その穏やかな空気に、
主人公も少しだけ肩の力を抜く。

――が。

次の瞬間。

五条「いや〜でも全然離してくれなくてさ〜」

「……え?」

五条がニヤニヤしながら続ける。

五条「ずーっとぎゅーってしてくるんだもん。お兄サン困っちゃった」

「・・・っ!不可抗力です」

視線をそらして、それっぽい言い訳をしてみる。

五条「あははっ、ま、それも一理ある、いや~~~あまりにも可愛くってさ~~寝れないk/「やーめーてーくーだーさーいーっ」

五条「えぇ〜、ほんとなのに」
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