第3章 任務-2
〜東京(某所)〜
乙骨(.......やっぱり埼玉いけばよかったなぁ。
こんなに暗くなって。
連絡こないってことは長引いてるのかな。
それとも夜の活動になっちゃったのかな。)
乙骨「うーーん...よし。」
pururururu・・・
伊地知「……はい、伊地知です」
乙骨「お疲れ様です、伊地知さん。乙骨です!夜分遅くにすみません」
伊地知「あぁ、乙骨くん。どうされましたか?」
乙骨「今、現地ですよね。状況だけ確認したくて」
伊地知「そうでしたか。現在、帳はすでに下ろしています。蘆屋先生含め3名、対象区域への侵入開始済みです」
乙骨「中とは連絡取れてますか?」
伊地知「帳の内側までは問題ありませんでした。」
ただ……建物内部に入ると、どうやら通信が完全に遮断されるようです」
乙骨「……建物の中だけ?」
伊地知「はい。電波障害なのか、術式由来なのかは不明ですが」
乙骨「呪霊は?」
伊地知「帳を下ろした段階では、目視できていません。」
乙骨「そうですか。」
伊地知「ただ、3人にはお伝えしましたが、今回の任務は少々不透明な部分が多く……」
乙骨「?」
伊地知「祓うことが第一優先ではなく、調査ということでお伝えしております。伏黒くんからの報告では、昼間の調査では特に異常はなかったそうです。ただ……」
乙骨は補助監督の伊地知さんから、伏黒たちが昼間に出会った少年より、
お兄さんが行方不明になった話や、その後の報告について聞かされた。
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伊地知「−……という感じですかね。」
乙骨「うーーん、、、なるほど。わかりました。ありがとうございます。」
伊地知「すでに中に侵入して20分ほど経過しておりますが、今のところ変化はありません。またご連絡しましょうか?」
乙骨「いえ……。伊地知さん、1つお願い事をしてもいいですか?」
伊地知「……?ええ、もちろんです。」