第2章 任務-1
少年と別れて再度、廃ショッピングモールへ向かう虎杖と伏黒。
虎杖「これさ~、この動画の人は無事戻ってきたのかな?」
伏黒「あぁ。動画を飛ばし飛ばしみてみたが、どうやら、ショッピングモール内はほぼ電波が入らずで、配信ができなかったらしい。最終的にはコメント欄も大荒れして、終わったって感じだな。」
虎杖「ふーん。でも、あの子のお兄ちゃんは、この人のファンで、この動画をみて家を出たんなら、こいつに会ってるんじゃないのか?」
伏黒「確かにな。
・・・・ただ、見た感じだと動画には映っていなかった。
こいつがショッピングモールの敷地外で、ファンと触れ合っている時間があったが、見る限り中年男性か、女性複数人しか映ってなかった。」
虎杖「ん?・・・でも、ここ、ほら。」
虎杖が指をさした画面の右奥に、原付らしきものが映っていた。
伏黒「!!!」
虎杖「確かあの子、小さいバイクを買ったって言ってたけど、原付の事なんじゃない?あれ、2人は乗れないじゃん?」
伏黒「なるほど。確かに。一理ある。ちょっとまて、この原付・・・・」
伏黒が動画を巻き戻す。
伏黒「!やっぱりだ、こいつがショッピングモールから出てきた瞬間をみてみろ。すでに原付がある。原付だけじゃない。みろ、大型バイクだ。・・・・複数人いるな。」
配信者が廃ショッピングモールの入り口を右往左往している画角の中でしっかりと映りこんでいた。
伏黒「、、、、おそらく、大学生の若気の至りでいたずらのつもりで入ったんだろうな。」