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【呪術廻戦】年下のきみが可愛くて。/みんな×主

第6章 春夏「秋」冬


「・・・・。そう、ですか。」

直哉「――ちょっとあんたに興味湧いたわ。」

畳の縁へ腰を下ろしたまま、直哉はじっとを見つめる。

その視線は、さっきまでの“観察”とは少し違っていた。

もっと露骨で。

もっと粘つくような熱を帯びている。

「・・・・あの、今日は真希ちゃんの面談で――」

直哉「真面目やなぁ。」

くっくっくっ、と喉で笑う。

次の瞬間。

直哉は音もなく立ち上がると、蘆屋のすぐ目の前まで距離を詰めた。

「・・・!」

近い。

思わず後ろへ下がろうとしたその時、
直哉がゆっくりしゃがみ込む。

直哉「・・・あんた、まさか、

親父があんな出来損ないのために、

本当に時間作ると思っとるんか。」

細い指先が、蘆屋の顎を掴んだ。

「――!?」

逃がさないみたいに軽く持ち上げられ、視線が無理やり合わされる。

直哉「アンタが相手してくれるなら。」

にぃ、と口角が上がる。

その笑みには、隠す気すらない下心が滲んでいた。

直哉「もーー少し、真希ちゃんに優しゅうしたってもええんやけどねぇ。」

「・・・・っ。」

真希を指しているのだと、すぐにわかった。

直哉「あ〜、、、

あんたも、自分を心底“女”やとわかっとる側の女やなぁ。」

その言い方に、の眉がぴくりと動く。

「・・・・離してください。」

直哉「嫌、って言うたら?」

空気が張る。

静かな部屋。

数秒、直哉を見つめたあと――ふっと笑った。

「ふふっ。

真希さんが禪院家を嫌う理由がよくわかりますね。」

その瞬間。

直哉の笑みが、す、と消えた。

(――来る。)

空気が変わる。

呪力の流れが、一瞬だけ鋭く揺れた。

反射的に“それ”をよけようとする。

だが。

直哉の姿が・・・

「っ――!?」

次の瞬間には、もう目の前にいる。

予想より遥かに速い。

24分割された動き。

その隙を逃さず。

直哉の手が、そのまま蘆屋の首を掴んだ。

「――ぁっ、」

勢いのまま壁へ押し付けられる。

どん、と鈍い音が部屋に響いた。

喉を圧迫され、呼吸が止まる。

「っ・・・ぁ・・・!」

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