第9章 ずっとあなたの隣
「宗四郎……宗四郎?起きて……」
そろそろ休憩時間が終わりそうなので、軽く背中を叩きながら声をかける。
薄く目を開けた宗四郎を見ていると、ゆっくり起き上がって、キスをされた。
寝惚けているんだろうか……。
木の幹に手をついた宗四郎は、舌を絡めて激しく私を追い詰める。
誰かに見られたらどうしよう……。
「んっ……宗四郎……」
離れていく舌が糸を引く。
目が上手く開けられない。
惚けたまま宗四郎を見つめ、震えた息を吐く。
「あかん、ごめん……家やと思った」
眉間に皺を寄せて、目を逸らされた。
理性が追いつかない。
もっとして。
その太い腕で私を押し倒して、奥に触れて……。
宗四郎の胸に縋りついて、今度は私から唇を重ねた。
舌を絡めて、首を腕を回し、必死に宗四郎を求める。
「ちょ……紫音っ!……あかんて。僕からしたんに、ごめん。もう戻ろや」
離された唇が寂しくて、ジッと宗四郎を見上げた。
「宗四郎……ぎゅってして……ほしくてたまらない……」
「……無自覚禁止や言うたやろ」
隊服のファスナーを下げて、下着の中に指が滑り込んだ。