• テキストサイズ

不変の隣【保科宗四郎】

第8章 共鳴する心


「ふ、は……ぁ……紫音、もうっ…!」

卑猥な音が響く寝室で、宗四郎の控えめな喘ぎ声が響く。
シーツをぎゅっと握った宗四郎は、私の口の中に欲を吐き出した。

搾り切るように腰を震わせ、最後の一滴が零れるまで咥えている。

嬉しい……いつも私の拙い奉仕で果ててくれる。
私で気持ちよくなる彼を見ていると、セックスをしていなくても、幸せに包まれる。

とろりと溶けた顔で、荒く呼吸を繰り返している宗四郎を見つめた。
そのままゆっくり、唇を離していく。

「紫音……はぁ、はぁ……ありがとう。ずっと、触れていたい」

髪の隙間に指を通して、優しく撫でられる。
その手に自分から擦り寄り、目を瞑った。

飲み込んだ熱が喉に絡みついている。
上手く飲み込めなかった……。

水を飲んで喉を流したいけど、"触れていたい"と言った宗四郎から離れたくなかった。
私も触れていたいと思うから。
触れられていたいと思うから。

「宗四郎、好きだよ……」

「ん、僕も好き」

少し引き寄せられて、額に唇が触れた。

/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp