第8章 共鳴する心
「ふ、は……ぁ……紫音、もうっ…!」
卑猥な音が響く寝室で、宗四郎の控えめな喘ぎ声が響く。
シーツをぎゅっと握った宗四郎は、私の口の中に欲を吐き出した。
搾り切るように腰を震わせ、最後の一滴が零れるまで咥えている。
嬉しい……いつも私の拙い奉仕で果ててくれる。
私で気持ちよくなる彼を見ていると、セックスをしていなくても、幸せに包まれる。
とろりと溶けた顔で、荒く呼吸を繰り返している宗四郎を見つめた。
そのままゆっくり、唇を離していく。
「紫音……はぁ、はぁ……ありがとう。ずっと、触れていたい」
髪の隙間に指を通して、優しく撫でられる。
その手に自分から擦り寄り、目を瞑った。
飲み込んだ熱が喉に絡みついている。
上手く飲み込めなかった……。
水を飲んで喉を流したいけど、"触れていたい"と言った宗四郎から離れたくなかった。
私も触れていたいと思うから。
触れられていたいと思うから。
「宗四郎、好きだよ……」
「ん、僕も好き」
少し引き寄せられて、額に唇が触れた。