【ヒロアカ】名前のない関係の終わらせ方【爆豪勝己】
第6章 4
透は唇を先端にピタリと当てがい、ゆっくりと沈み込ませるように、口の中に入れていく。
熱く湿った口腔に包まれた瞬間、爆豪の頭が真っ白になった。
「あ——ッ、ぅ……!」
シーツを両手で握りしめ、のけ反るように首を上げる。ゆっくり沈み込んでいく透の動きに合わせて、全身が小刻みに震えた。根元まで飲み込まれた時、声が裏返った。
ゆっくりと透の頭が動き、ストロークを始める。舌をピッタリと裏筋に包み込むように当て、唇は出っ張りに引っかけるように、上下する。
ストロークの度に甘い摩擦が走り、カリに引っかかる唇の感触で頭の奥が痺れる。
「はっ、ぁ——んッ……そこ、」
舌が裏の敏感な筋を擦る度、声のトーンが変わる。もう自分が何を口走っているかも分からない様子で。
「やべ、気持ちい……っ」
透は嬉しそうに目を細める。喉奥にあたるくらい深く咥え込み、スピードを徐々に上げる。
深さが増して速度が上がると、もう駄目だった。
「ま、っ—— 透、待っ——速、い……ッ!」
待てと言いながら、手は透の後頭部を掴んで離そうとしない。矛盾だらけの身体。腰が突き上げるように動き始めて——
「くっ、イく——出る、から……ッ!」
その言葉を聞き、透がより深く咥え、吸い上げる。
それがトドメだった。
「——ッッ!!」
腰を跳ね上げるように突き出し、透の喉奥に熱を放つ。びくびくと脈打つように射精が続いた。掠れた叫びが途切れ、長い余韻の後——力が抜けてベッドに沈んだ。
「は、……ぁ……」
焦点の合わない目。荒い息。しばらく天井を見つめたまま動けなかった。