• テキストサイズ

【ヒロアカ】名前のない関係の終わらせ方【爆豪勝己】

第5章 3




瞬間。

横から氷柱が突き上がり、ヴィランの足を凍結させた。

「今だ。」

間髪入れず、透は水で大きな拳を生成し、ヴィランを殴打。気絶させる。

水の拳が男を捉え、吹き飛ばした。壁に叩きつけられたヴィランはそのまま動かなくなる。


轟が駆け寄り、倒れた男を確認。完全に意識がない。
「殺してないな?」

「殺してない。ごめん、ちょっとイラついたから力入りすぎた。」

わずかに口角が上がる。
「いいパンチだった。」



警察が到着し、ヴィランの身柄を引き渡す。施設内の被害状況確認、負傷者の搬送——事後処理が慌ただしく進む中、客や店員から感謝の声が次々と上がっていた。


轟は額の汗を拭い、透を見る。
「怪我はねぇか。」

「ない。」
本当は少し肩が痛んだが、大したことないと思った。

「ならいい。——パトロールはここで切り上げだな。被害届の関係で警察の聴取がある。」


結局、聴取が終わったのは夕方だった。二人とも解放され、外に出ると空がオレンジに染まっている。


少し疲れた顔で。
「飯、行くか?」

「轟くんさえ良ければ。」

わずかに嬉しそうな目をして。
「行こう。いい店を見つけてある。」


無邪気な様子に、透もつい微笑んで後に続く。

/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp