【ヒロアカ】名前のない関係の終わらせ方【爆豪勝己】
第4章 0.5
今まで経験したことのない大きさのものにゆっくりと押し広げられ、透は細く高い悲鳴のような嬌声を上げる。痛みはないが、圧迫感で気が狂いそうだ。
その声に爆豪の動きが止まった。奥まで入りきった状態で、震える腕で体を支えている。
「っ——きつ……。」
額から汗が落ちて透の鎖骨に散った。爆豪は動きたい衝動を必死に堪え、荒い呼吸を繰り返す。
繋がった部分から熱が溢れていた。互いの鼓動が体越しに伝わるほど密着している。
しばらくそのまま動かず、透の表情を覗き込んだ。赤く染まった頬、涙の滲んだ目尻。
「……痛ぇか。」
その声だけは、いつもの粗暴さが嘘のように静かだった。前髪をそっと払い、目元にキスを一つ落とす。
透は首を振り、涙目で爆豪を見上げる。
「おおき……くて…」
その一言に耳まで赤くなった。
「——ッ、黙れ。」
照れ隠しのように、ゆっくりと腰が動き始めた。引いては押す、浅いストローク。それでも十分すぎるほどの刺激が体に広がる。奥を突くたびに透の中が締まり、理性を削り取っていく。
徐々にリズムが深くなる。角度を見つけたのか、さっき指で見つけた場所を今度は自分自身で擦り上げた。
「ここだろ。」
ずん、と奥まで突き入れた瞬間に透の腹筋に力が入り、縦に線の入った腹が震える。もう加減など効かなくなっていた。
「ああっ♡♡ぅ、あっ、あっ♡♡」
甘い嬌声が爆豪の耳を打つ。それが何よりの燃料だった。