【ヒロアカ】名前のない関係の終わらせ方【爆豪勝己】
第4章 0.5
透の鍛えられて引き締まったウエストラインが間接照明に照らされ、その上に豊かな膨らみが影を作っていた。
下着の縁に沿って指を這わせながら、顔を上げて透を見た。赤黒い瞳の奥に剥き出しの欲が灯っている。
「……綺麗だ…。」
バストを覆っていたレースをずらす。こぼれ出た柔さに一瞬息を呑んで、すぐに顔を埋めた。
酒の余韻と緊張で透の心臓が激しく脈打つ。恥ずかしさを誤魔化すように手で顔を隠す。
「や、っ……。」
顔を隠す透の手首を掴んで、シーツに縫い止めた。
「隠すな。」
低く命令するような声。片手で両手首を抑えたまま、もう一方の指が乳房を包み込むように揉み上げる。親指の腹が先端の突起を擦るたびに力加減を変えて、反応を探るように。
透の体がびくりと跳ねる度に、抑えつけた手首の先の白い指が空を掻く。ニトロの微かな香りと体温が混じり合い、ベッドの上が熱を持ち始めていた。
抑えていた手首を離し、自分のシャツのボタンを外す。
シャツが落ちると、プロヒーローとして鍛え上げられた体躯が現れた。無駄のない筋肉、胸元に走る古い傷跡——最終決戦の名残。その上を汗が一筋流れ落ちた。
透の残った下着も剥ぎ取るように脱がせ、太腿の間に膝を割り込ませた。素肌が直に触れた瞬間、低い呻きが喉から漏れた。
「熱ぃ……。」
指先が内腿を這い上がる。ゆっくりと、焦らすように。
そしてその奥へ。