• テキストサイズ

色彩を拒んだ瞳に、最強の影を

第4章 春を待つ足音


「……で、いつから復帰できるんだ、お前」

オルオ先輩が、わざとらしく腕組みをして私を覗き込む。

「……これくらい、すぐできます。明日には」

「ふん。まあ、初陣で腰を抜かした誰かさんよりはマシな根性だな」

「オルオ、それ以上言うとエルドに全部バラすわよ」

ペトラ先輩の冷ややかなツッコミに、オルオ先輩が慌てて口を噤む。

エルド先輩が苦笑しながら、私の肩を軽く叩いた。

「まあ、今日はもう時間も遅い。無理をしてまた兵長を怒らせるな。……訓練は明日からだ」

「……了解しました」
/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp