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色彩を拒んだ瞳に、最強の影を
第4章 春を待つ足音
「……で、いつから復帰できるんだ、お前」
オルオ先輩が、わざとらしく腕組みをして私を覗き込む。
「……これくらい、すぐできます。明日には」
「ふん。まあ、初陣で腰を抜かした誰かさんよりはマシな根性だな」
「オルオ、それ以上言うとエルドに全部バラすわよ」
ペトラ先輩の冷ややかなツッコミに、オルオ先輩が慌てて口を噤む。
エルド先輩が苦笑しながら、私の肩を軽く叩いた。
「まあ、今日はもう時間も遅い。無理をしてまた兵長を怒らせるな。……訓練は明日からだ」
「……了解しました」
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