第3章 ホシガリサマ
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果たして、次の日、私はちゃんと目が覚めた。体にも異常がない。
ほっとして、身支度をして登校した。
私が学校についたとき、なんだかみんなが騒がしかった。
「どうしたの?」
私が聞くと、学級委員のB男が声を潜めて言った。
「A子が自殺した」
「え?」
「正確には分からないんだけど。朝、電車のホームから落ちて電車に轢かれた。でも、見ていた人は『自分で落ちたようだった』って言ってるんだ」
「あ、」
私は思った。
ホシガリサマ、A子にとって私が大事じゃないって、ちゃんとわかったんだ、って。
それで、代わりにA子にとって大事な命・・・A子自身のそれを奪ったのだと。
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彼女の話はこれでおしまいです。
このA子が彼女に話したホシガリサマの話は本当かわかりません。
その神社もその特殊なお参りの仕方も私は知っています。でも、きっと、このオマジナイはしないほうがいいと思うんです。
大事なものを、奪われたくなければ。