第1章 俺だけの先輩【アルハイゼン】
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そんな会話をした3日後、遠征が終わり
スメールシティの自宅に帰ってきた。
……1ヶ月振りくらいの我が家かもしれない。
いつもはガンダルヴァー村の他のレンジャー仲間の家に泊まっている。
今回は少し長めの休みとの事で家に帰ってはどうか、とティナリが言ってくれた。
そして今日は3日前に話していた、謝罪の日だ。
久々に着る普段着。
そう言えば1ヶ月も空けたのだからもう少し埃っぽいかと思ったが
時期も時期だったのか思ったよりも平気だ。
次の遠征次第だが、2ヶ月くらいまでなら大丈夫なのかもしれない。
「やばい…緊張する」
今日の席はティナリ、アルハイゼンの他に
カーヴェとセノも来るとの事。
ティナリはいつものメンバーだから気にしなくて良いとの事だったが
こんなに大物が揃うものなのかと、恐怖した。
そんなことを思っていたら、約束の時間まであと少しだ。
場所はランバド酒場。
近くといっても遅れては印象が悪い。
サッと準備して、家を出た。
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