第1章 俺だけの先輩【アルハイゼン】
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「え、っと…アルハイゼンって……私の事好きなの?」
「先輩の事は学生の頃からずっと見てましたよ」
吹っ切れたのか全くいつも通りなアルハイゼンと
今まで知ったな対象だった後輩に告白された私。
凄く動揺する。
「あの…ごめん、嬉しいんだけど、その…」
「まあ、動揺もしますよね。
こうやってしっかり話した事なんて数えるくらいしか無いですし、卒業してからなんて初めてだ。
少しずつで良いので、俺の事、知ってもらってもいいですか?」
「………はい」
思わず返事をしてしまった。
学生の頃の印象と全然違う、誠実な人なんだ。
そんな話をしていたら私の家に着いた。
「…アルハイゼン、少し時間ってある?」
「はい、明日は予定がないので」
「良かったら、上がってかない?
教えて欲しいんだよね、アルハイゼンの事」
私がそういうとアルハイゼンは
目を丸くして驚いた後、ふっと優しい顔で笑った。
「………良いんですか?
酒の入った男を家に入れても」
「あ!何もしないって約束出来るなら!だけど!」
「勿論、何もしませんよ」
そんな話をして、私は家にアルハイゼンを迎えた。
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