緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】
第8章 甘い懲罰
「お、おい……やめろ……。そんなもん見せつけるんじゃねェ!!それに見るな!野郎ども……ッ!!」
必死で叫ぶシャンクス。
だが、酔ったはバナナを頬張りながら「シャンクスさんも、食べたいですかぁ?」と、あどけない笑顔で溶けた口周りについたチョコを舐めて、またバナナを美味しそうに自分の口に運ぶ。
その光景はもはや宴の余興を通り越して、卑猥な「公開処刑」に近いものがあった。
男たちの目が座り始め、甲板の空気が妙な熱を帯びたその時ーー。
「……おい。お前らも、お頭の隣で一緒に縛り上げられたいか?」
低く、地を這うようなベックマンの声が響いた。
いつの間にか現れて煙草をくゆらせた副船長の目が、完全に「処刑人」のそれになっている。
「……ひ、ひぃっ!! 副船長! ほんの冗談だって!」
「そうだよ、ただの余興だよ! 」
「ほぅ、これがただの余興か?」
「……逃げろ!お前ら逃げないと殺されるぞ!!」
獲物を見つけた獣に睨まれたように、クルーたちは蜘蛛の子を散らすように散開し、各々の持ち場へと逃げ帰っていった。
「……っ、ふぇ……? みんな、どこ行ったの……?」
一人取り残され首を傾げる。
「……ったく。お前もお前だ、無自覚に毒を撒くんじゃねェ」
ベックマンはとろんと目を細めているの頭を軽く小突いた。
そのまま彼女の肩を抱き寄せると、ふらつく足取りを支えながら自室の方へと促す。
「ふぇ……ベックさん、厳しい……。チョコバナナ……食べてただけなのに……」
「わかったから、早く寝ろ。……おい、お頭」
ベックマンは蓑虫状態で吊るされたまま、恨めしそうにこちらを凝視しているシャンクスを冷たく一瞥した。
シャンクスの股間は無惨にも膨らみ、その目は「自分の肉棒をバナナのようにしゃぶられたい」と言わんばかりだった。
「……まだ仕置きは終わってねェからな。せいぜい、一晩中その熱に魘されな」
「……鬼だ。ベック、お前は本当に血も涙もねェ……ッ!!」
泣き叫ぶシャンクスをその場に置き去りにして、ベックマンはを部屋まで送り届けると自分もさっさと引き上げた。