緋色の海に溶ける蜜情 【ONE PIECE 赤髪 R18】
第8章 甘い懲罰
「……シャンクスさん、大丈夫ですか?」
心配して駆け寄ろうとするを、ベックマンが手で制す。
「甘やかすなと言ったろ。アイツが死なない程度に、しっかり身に沁み込ませてやる必要があるんだ。……おい、野郎ども! 酒が足りねェぞ、もっと持ってこい!」
「おおーっ!!」
「あぁぁ、鬼だ! 鬼がいるぞ、この船にゃあ!!」
シャンクスの叫びが青空に響き渡る。
可哀想だと思いつつもベックマンに逆らえない彼女は、凄まじい執着を思い出し、少しだけ顔を赤くして、お仕置きされる彼を静かに見守ることにした。
「……おい、お前ら。少しは遠慮ってもんを知らねェのか」
蓑虫状態で宙に浮くシャンクスが、恨みがましい声を出す。
だが、宴の真っ只中の野郎どもにそんな泣き言が通じるはずもない。
それどころかクルーたちは、さらなる「余興」を思いついたようだった。
「お頭ぁ、不貞腐れてんなよ。代わりにちゃんを、たっぷりもてなしてやるからよ!」
そう言ってラッキー・ルウたちが、に度の強い酒を勧める。
昨夜の脱水症状から回復したばかりの彼女は、回りの早い酒にあっという間に頬を染め、とろんとした瞳で笑い始めた。
「ほーら、ちゃん。デザートのチョコバナナだぞ。美味いから、あーんしな!」
「あ、チョコバナナだ……!……あーん」
素直に口を開けたの口内に、冷えたチョコバナナが差し込まれる。
彼女はそれがシャンクスへの見せしめだとは露知らず、甘いデザートに目を輝かせた。
「……ん、……ふふ、あまい。おいしい……」
酔った彼女は口元に付いたチョコを気にすることなく、バナナを咥え込み、舌で転がす。
唇の端で溶けかけたチョコが滴り、それを下から迎えに行くように舐め上げる彼女の仕草は、無自覚ゆえの暴力的な色香を放っていた。
「「「……っ、ごくり」」」
それを見ていた男たちの喉が一斉に鳴る。
当然、真ん前で吊るされているシャンクスは、その光景にいつものご奉仕の感触を思い出してしまい、股間が痛いほどに猛り狂っていた。