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美オヤジを誘って囲われて救われる話

第11章 一大事編


「そんなに見られると恥ずかしいんだけど。子供みたいって思ってるでしょ」
「いや、可愛いよ」

どうしたって目の前で優雅に食べている大人の男性の彼との差が出てしまうが、あなたは甘い笑みを浴び続ける。

「君にはいつもお世話になってるから、もっとお返ししたいな」

それはこっちの台詞だよと思いながらも、こんなに優しい恋人がそばにいてくれて、自分はなんて幸せなのだろうと日曜日の朝に実感した。



それから準備をして、今日はあまり遠出せずに近場を散索したり、買い物などをしようという話になった。

彼が住んでいるエリアの駅周辺はとても大きいが、少し歩くと閑静な住宅街が並んでいる。 緑もあって静かで過ごしやすい場所だ。

もうすぐ冬本番の季節の中で、二人は薄手のマフラーに温かいコートを着込み出かけた。

「ここら辺ちゃんと歩いたことなかったから、なんだか楽しみ」
「そうだね、いつも車でどこかに出かけてたから。結構歩いてみると色々店があるんだ。君の好きそうなインテリアとか服屋もあるし、美味しいケーキ屋もあるんだよ」
「ほんと?」
「うん。仲間が来た時にみんな結構甘い物食べるから買ったりしてたんだよ。後で行ってみる?」
「行きたい!」

甘い物好きな二人は微笑み合い、お茶の約束もした。楽しみで浮足立ってくる。

確かに運動クラブのガタイのいい人たちは何でもたくさん食べるのかもしれない。

彼の話によると年に数回は誰かの家に集まって、幹部の人々で飲み会や食事会があるそうだ。

ヴィクトルのマンションにも来るらしく、だから一人暮らしでもあんなに家が広いのかと納得した。
彼は他にも会社のクリスマスパーティーとは別に、仲間内の年末の集まりもあるのだと教えてくれた。
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