第12章 ※イタリアの空は、君を諦めない【REBORN ディーノ】
「……っ、ふ……あ……っ」
繋がったまま最奥にドクドクと注ぎ込まれたディーノの熱。
その熱が、汚されたと感じていたの肉体を内側から優しく洗い流し、真っ白な愛の色で塗り替えていく。
あんなに嫌だった行為が、今はこんなにも愛おしく、幸福な余韻に満ちていた。
「……あぁ、本当に愛してる、……」
ディーノは蕩けそうな瞳で彼女を見つめ、汗ばんだ額、涙の溜まった目尻、そして少し腫れた唇へと、慈しむように何度も何度もキスを落としていく。
「ん……っ、ふふ……っ、くすぐったい、です……っ」
幸せな吐息を漏らしながらもは無意識のうちに、まだ自分の中に埋まっている彼の熱を「離したくない」と強く締め付けた。
「っ……あ……!」
その瑞々しい粘膜の愛撫に、今しがた放出したばかりのはずのディーノの剛直が、嘘のようにまた熱を帯び、ぐんぐんと膨らみ始める。
「……はは、まいったな。君がそんな風に締め付けるから、また元気になっちゃったよ」
ディーノは少し困ったように眉を下げたが、その瞳には溢れんばかりの情欲が再燃していた。
は一瞬驚いて目を丸くしたが、すぐに熱い顔を彼の首筋に埋め強く彼を求めて腰を擦りつけた。
「……もっと、たくさん愛して……っ。ディーノさんで、私をいっぱいにして」
「っ……後悔するなよ。……朝まで、寝かせてやらないからな」
その誓い通り、夜が明けるまで二人の情事には終わりがなかった。
ーー、グチュッ、クチュッ……ズブズブ……ッ!!
「あ、っ……っ! ディーノさん……また、硬くなった……ッ!! ♡」
「君がこんなに締め付けるのが悪いんだぜ……っ。ほら、もっと奥まで……っ!」
何度も何度も重なり合い、愛の言葉を交わしながら二人は互いの熱を貪り合った。
窓の外が白み始める頃、のナカは彼から贈られた愛の証で文字通りいっぱいに満たされた。
彼女は幸福感と疲労感の中で今度は悪夢に魘されることなく、愛する人の腕の中で深い眠りへと落ちていった。