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禪院家の落ちこぼれシリーズ 【R18】クロスオーバー

第14章 へなちょこな彼は彼女を愛したい 【REBORN ディーノ】


「ロマーリオさん、お嬢さんは……?」


「ああ、大丈夫だ。ボスが付きっきりで看病している」


ロマーリオはふっと口角を上げ、廊下の先を見つめて小さく笑った。


「きっかけは、アレだが……思ったより、早くくっついたな。イタリアにいた頃から、無意識にボスはあの子を目で追ってばかりだったが……あんなに必死な顔をするとは」


「はは、あの様子じゃ、明日の朝まで一歩も部屋から出てきませんね」


部下たちの笑い声が静かな廊下に響き、扉の向こうでは、深い愛着と後悔の中で眠る二人だけの時間がゆっくりと流れていった。








柔らかな朝の光がカーテンの隙間から差し込み、いのりは重い瞼を持ち上げた。
視界に飛び込んできたのは、ホテルの清潔な白いリネン。
そして、至近距離にある整った横顔だった。


(……あ。ディーノ、さん……)


腰に回された逞しい腕の重みが、昨夜の出来事を鮮明に呼び起こす。
自分を執拗に汚した男たちの感触、それを力強く、そして狂おしいほどの熱量で塗り潰していったディーノの愛撫。
ディーノはシャツを着ていたが、自分は昨夜彼に着せられたバスローブ一枚きりだった。
はだけた胸元から覗く肌には、縄の痕に混じって、彼がつけた赤紫色の痕跡が点々と残っている。
それを自覚した瞬間、顔が火が出るほど熱くなった。


「……ん、……いのり? 起きたのか」


低い、寝起き特有の掠れた声が耳元で響く。
ディーノはゆっくりと目を開けると、心配そうに彼女の顔を覗き込んできた。


「気分はどうだ? まだ頭、フラフラするか?」


「……おはようございます。……大丈夫です。のぼせは、もう……」


「そっか、良かった……。本当、昨日はすまなかったな」


申し訳なさそうに眉を下げる彼に微笑み、いのりはベッドから起き上がろうとしたがシーツに手をつき、腰を浮かせようとした瞬間――。


「……っ、あ……」


カクン、と膝の力が抜け、無様にシーツの上へ崩れ落ちた。
腰の奥が重く、痺れたような感覚が全身に走る。


無理もなかった。
ヤクザの男たちに何度も回された後、さらに「跳ね馬」の本領を発揮したディーノに、限界を超えるまでナカを突き上げられたのだ。


身体は悲鳴を上げ、まだ微かな熱を孕んで疼いている。



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