第100章 雲散鳥没(うんさんちょうぼつ)
そして・・・
『坂本さんは、『赤』はまだ試していないですよね?』
『新しいモニターがいたら連れてきてください・・・『赤色』もプレゼントしちゃいます』
『赤色』の薬・・・
青より、黄色の方がすごかった。
それなら、赤は一体、どうなるんだろう。
どんな体験ができるんだろう?
それを思うと、居ても立ってもいられなかった。早く試してみたい。頭の中はその思いでいっぱいになる。
課題は終わった。じゃあ、もういいよね?
文句、ないでしょ?
私は窓を開けて、そこからぴょんと、外に飛び出したのだった。