第10章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編 33~40話ワノ国編/3幕終幕
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
33/40話:1(2/4)/1P┃96/00P┃2600字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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周りがジンベエの登場に釘づけになっている時に、深呼吸をして拳を握ってツカツカと錦えもんさん達に近づいた。すぐに「コレ読んで下さい」と一連の事情が書いてある書類を渡す。
読み終わった頃に付け足しの言葉を発する。
「そもそも情報漏洩をしていたのはそちら関係の方でしたね。ならあんな風に言ったことを訂正して、まず謝罪をするのが筋だと思います」
声がふるえないように、感情的にならないようにひたすらに気をつけて真っ直ぐに侍達を順にながめた。
「錦えもんさんはローの優しさや厳しさをよくご存知ですよね?……今の一連のことだってすごく厚意です。なので私はその優しさに乗る貴方達がどうしても許せません」
言い終わると「ロー殿っっ!!!」と錦えもんさんが雨にも海水にも濡れている床に土下座した。赤鞘全員としのぶさんも土下座に続く。
「ロー殿っ、ベポ殿、ペンギン殿、シャチ殿、━━━殿、コラさん殿っ!!ハートの海賊団の皆々様も誠に、誠に申し訳ございませんでした!!!!」
「申し訳ございませんでしたっっ!!」
「みんなもわたしのせいでごめんなさい。本当に申し訳ございませんでした!!!!」
(よかった………)
「あ、ああ。分かった」
侍達の謝罪の方法におどろき、呆気にとられてポカンとしているローくんと幹部やクルー達。
立たせたあとも彼らの謝罪は口々に続いていたので、一応は『誠意』を感じれて安心できる。
(まぁ[ワノ国]の人間にとって[土下座]は[恩義]と同様で外の国の人達よりハードルの低い物だろうけど)
現時点でこういう話ができて本当によかった。
ここに錦えもんさん達がムリに居座ろうとしたのが『実はそういうこと』だったらいいと思ってたから。それに[鬼ヶ島編]が始まったらそれどころじゃなくなって[なあなあ]になるだろう。
(如何せん私はこの一連のコトを[ローの性格描写]とか[しのぶの20年間の思い]や[ロー達の捕縛と拷問]と、その後の[ハートの海賊団の動き]等のただの展開描写にしたくなかった。だってそれじゃ救いがない)
