第10章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編 33~40話ワノ国編/3幕終幕
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
33/40話:1(1/4)/1P┃95/00P┃2600字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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トカゲ港周辺は暴風雨が本当にすごい。
海上は、の話だけれど。
潜水艇の我が家は海中にいるとその影響を受けるのは少ないし、更には《ナギナギ》まであるから、恐ろしく落ち着いていられた。
(やめて。それもせつないから……)
事実としてあんなことがあったにも関わらずに[ローやハートのクルー達はわざわざ海上に出て〈小舟で海へ漕ぎだした侍一行〉を船で受け止める]という展開。その行動がこれから先も『ロー達だけが』になるのかは分からないけれども『彼らが一番最初』なのは確かなこと。
コラさんとローが13年前にが半年も[北の海]区域の島をまわっていたのもこんな小舟。最後に[ミニオン島]に行った時も小舟で嵐の中だったのだから。
(トラウマ並に今も二人に深く影響していることだとしか思えないんだけど。ハートのクルー達だって錦えもんとは船旅した仲だもん。……助けちゃうよね……)
せつなくてせつなくて、侍一行が許せない。
だって助けた時はしのぶがいない状況で、それから軽口も含めた色々があっても平気だったんだと思う。
なのにしのぶと傳ジローが新たに船に乗って世間話をしてたら『ここは駐屯所じゃねェ、下りろ』ってローは怒って言ってた。
のちに続々と色んな団体のブレーン達が集まった時にも言うけれど。でもきれいにまとめて、知識と情報と能力と財産を提供する。それが人の手柄になってもなにも言わないお人。
(どんだけ優しいの。どれだけ『知って』るの[トラファルガー・ロー]……)