第9章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】28~32話ワノ国編/1幕2幕
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
32/40話:1(2/3)/1P┃93/00P┃2300字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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不意に『コラさんに使ったトリップ能力は解除しても大丈夫だよね』とか思っていたら、パーテーションの裏で着替え始めている。
(くぅ、そろそろ見納めか……!!)
そんなコラさんと《シャンブルズ》で一気に着替えたローくんが着物を二人分差し出す。
「なに?畳め?」
(畳む前にまだある温かみも堪能したい…!)
「違ェ…コレも『好き』なんだよな? やるよ」
「え”え”え”─────!!!?」
「お前のために、おれ達の服は消ェねェように《フクフク》経由にはしなかったんだからな」
「そ、そうだったの。それ謎だったんだ。そっかそっか───え”?覚えててくれたの!?」
「……当たり前ェだろ。どの程度の『萌え』かもおれとコラさんが分からねェワケねェだろ」
「お見逸れしました。…有り難く頂戴します」
「はい」
ニヤニヤと楽しそうな二人の視線にとても耐えられなくて火照る体を、ローくんが出していてくれた冷たいジュースを飲んでごまかした。
(コレも計算だよね?………くっ!)
「たまに着てやるよ」と言って、私の髪を指で遊ぶ姿とその発言にノックアウトされる。
「なぁなぁ、ソレを渡したってことは[ワノ国の町]にはもう行かねェんだな?」
「ああ、そうだ。同盟は組んでるし、カイドウは討ちてェから[鬼ヶ島]には予定どおりに行く。けど今の状況であの国での活動は到底ムリだな。もう人手も増えたろ。おれはクルー達が疑われんの耐えられねェんだよ」
「ホント、あぁ言う奴って困るよなー」
何気にローくんが悲し気な瞳をした気がしたので強めに引っ張って顔を胸に抱き寄せた。
ナチュラルに帽子を取ったので、おでこにキスして頭を撫でる。そして思い切りぼやく。
「そもそもさ………………」