第9章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】28~32話ワノ国編/1幕2幕
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
31/40話:1(3/3)/1P┃91/00P┃2300字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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「…ろ、ロシィ……?」
「心配………した!無事で…よかった!!」
「いたたたたっ、ごめん、大丈夫だかっ」
痛いほどに抱きしめられながらも、彼を見ると涙がにじんだくしゃくしゃな顔で不安気な瞳を向けてくる。
泣き顔な頬を撫でててそのままどちらともなくキスを交わす。また、涙の味がした。
一連の流れを聞くと──今、牢屋敷にはコラさんが一人で潜入していたらしい。私達の牢と錠の鍵を探している時にちょうど[ドレーク]が来たとか。
静かに成り行きを見ていたら………牢から出たローくんに見つかって(私が着いて来なくても見に来なかった理由)私とドレークさんのことも見守っていた、と言うのがコラさん談。
聞きながらコラさんに片方の肩と腕に乗る形で抱っこされてローくんのとこに歩いて行く。
「コレ、怖くてハズかしいんだけど…」
「お前捕まったんだぞ?しばらく離せねェな」
「え”…ケガも無かったのに!?」
「拒否は受付ねェよ」
「…………………………」
薄暗い通路で[腰から半分になってるホーキンス]を横目に私達を見たローくんが満足気にうなづいての一言。
「明日はおれな」
「や、やっぱり過保護だよっ!ベポ!!」
星空に変な笑顔で親指を立てた姿が浮かんだ。
抱っこされたまま三人で牢屋敷から出ると、屋根の上や至る場所に[ハートの海賊団]のクルー達がいるのが目につく。私達の姿を見て伝達がすぐになされてローくんの前に結構な人数が並ぶ。
「キャプテン!!!!!」
「あっ!コラさんいた!!」
「キ━━━ちゃんも無事でよかった~」
幹部達やみんなが安心したように破顔して微笑む。中には泣いてる人もいた。
クルー達が揃うのを待って、ちゃんと全員で潜水艦まで移動する。
コラさんも最近は『人を抱き上げる』のや『人を持ってなにかする』のが私や子供達のせいで日常になっているので上手くなった。実は乗ってる方もかなり楽。
(ぶっちゃけアレね。スゴくハズかしいんだけど、この人達の素行速度に着いて行けないから足手まといにならない点では助かってる。……複雑)
執筆日〔2024,06,04〕
