第9章 【闇夜の太陽/2章:逆ハ編】28~32話ワノ国編/1幕2幕
《AnotherStory》闇夜の太陽2章
30/40話:1(5/5)/1P┃88/00P┃3100字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「…こうしたモノを誰かに言われるとは思わなかった。話を聞いてやろう。お前の要望は?」
(やった…!)
微々たるものだけど、ほんの少しだけ警戒を解いたホーキンスさんが私を見る。
「本当に有り難うございます。……私が望む願いは三つです。貴方はこれから、トラファルガーを捕らえて拷問することになると思います」
(このタイミングで彼らがココに捕まっている以上は[原作の流れ]の展開にになるのは間違いないと思う。だから……)
「発生した場合には『なにかを失うようなヒドイ拷問を絶対に与えない』のと『私を使って彼をおどしたり弱味にしたりはしない』が必須事項で、可能であれば『彼が入る牢と同じところに私も入れる』です。それらを叶えて下されば私は必ず貴方の[命]を助けます」
どれだけ『原作では大丈夫』と言ってもそこにあぐらをかいたり慢心はできないから。
だってそんなのはいつ変わるか分からない。
(できることはしとかなくちゃ……!!)
「べつにどうでもイイんだが………お前『トラファルガーの弱味』なのか?」
「た、多分?」
「まあイイ。分かった。恐らく[拷問]は[情報を得るための手段]と[上への見せしめ]だろうからな。明らかにおれのシュミではねェ」
「え?じゃあ………」
「お前《能力者》だろう?海楼石が効いたから占ってみたら[命]に関わる超人系だった。だから言っていることには信憑性がある」
「…………………………」
(ば、バレてる………【最悪の世代】だけあってこの人もやっぱりスゴい……)
「ああ。じゃあ────」「ほ、ホーキンス様っ!トラファルガー・ローが現れました!!」
(来た!!)
立ち上がった時に役人兵士が飛び込んできた。その人に私を別の牢に連れて行くように指示をして外へと赴く。
すれ違う時に「心配するな」とつぶやいたホーキンスさん。そんな彼に『やっぱりキライにはなれない人だ』と思う。
執筆日〔2024,06,04〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━