• テキストサイズ

【ハイキュー!!】矢印の先に、俺(私)はいない【R指定】

第5章 A Heart Divided


黒尾の手が頬から離れると肩に置かれた。

一瞬躊躇ったその手は、ワイシャツを割って中に入ってきた。




「っ!」

黒尾の大きな手が無理矢理入ってこようとしたので、留めていたボタンが1つ飛び散った。

「…っごめん…。」




黒尾は慌てて顔を上げると自分が引き裂いた胸元を見た。

はだけたワイシャツから、ブラと白い谷間が見える。

黒尾の喉が上下に揺れたのが分かった。





「えっちょっと…っ!」

黒尾はさらにワイシャツをはだけさせ、顕になった仁美の胸元に唇を押し付けた。

「んっ–––。」




強く吸われたそこに赤い痕が付いた。

自分が付けたその痕を愛おしそうに、黒尾は優しく舐め上げる。




「っ!!!!」

跳ね上がった仁美の太ももに、固い感触がぶつかった。

その黒尾の体の変化が何を示しているのか分かっていたから、仁美は息を呑んだ。




「…大大大…最後までしないから…。」

強張った仁美の体が何を心配しているか分かって、黒尾はキスをしながら仁美を宥める。
/ 305ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp