【ハイキュー!!】矢印の先に、俺(私)はいない【R指定】
第12章 Triangular Midnight
研磨が与える痛みは、黒尾が与えた痛みを拭っているようだった。
痛みを紛らわすように、抱き合って、キスをして…。
それでも足りなくて涙を流せす。
何度も何度も仁美の涙を拭って。
やっと研磨のモノが全て仁美の中に収まった。
「…仁美…入った…。」
「うん…研磨の…すごく熱い……。」
痛みの他に、研磨のモノが中で脈打ってる感覚も感じた。
研磨は仁美の手をベットに押し付けて、指を絡めた。
強く指を握り合って、研磨の腰はゆっくりと律動を始める。
ベットの揺れが一階に響かないか不安だった。
だけど、そんなことで腰の動きは止まらない。
「はっ…中、凄い…。あんま動かせないかも…。」
仁美をもっと気遣ってあげたいのに、夢中になって腰を動かせている。
だけどすぐに射精感が襲ってきて、その動きは止まってしまう。
射精感を誤魔化そうとキスをするも、あまり効果が無かった。
研磨はとうとう観念した様に、仁美の体に覆い被さった。