【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第2章 「咲きて蕩けし、夜の花**」
「んんっ、あっ、あああっ……!!」
の身体が跳ねた。
ぎゅうっと奥が締まり、熱く強く、爆発するような快感が弾ける。
ただ、繋がれた手をぎゅっと握り返し、
波に飲まれて、全身を痙攣させながら――
は、再度絶頂へと突き抜けていった。
「……っ、すご……また、イったの?」
すぐ耳元で落とされた五条の声が、遠くに聞こえる。
でも、はもう、応えることもできなかった。
呼吸もままならず、シーツの上でとろけるように脱力したまま、
ただ、五条の体温に包まれて、微かに震えるだけだった。
全身の力が抜け、はぐったりとシーツに沈み込んだ。
息も絶え絶えで、思考も霞んでいる。
けれど、五条の動きは――止まらなかった。
「……なに、へばってんの?」
耳元で、低く囁かれた声。
「ひゃっ……あっ、まっ……て……!」
まだ痙攣の余韻も残る身体に、再び鋭く打ち込まれる衝撃。
「い、イったばっか……だからぁ……っ!」
甘く苦しげな声が、かすれながら喉を突いて漏れる。
奥が、まだヒクヒクと脈打っているのに――
容赦ない律動が、そこを何度も叩き込んでくる。
ぐちゅ、ぐちゅっ、と音を立てて交わるたびに、
の脚がびくびくと震え、シーツを爪先で掴むように丸めていく。
「おかしく、なっちゃう……っ、さとる、さ……ん……っ!」
目尻に滲む涙。
止まらない快感に、もう頭の中はぐちゃぐちゃで――
「おかしくなってよ…」
耳元に落ちた甘く冷たい囁き。
その直後、五条の腰がさらに深く突き上げられた。