【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第2章 「咲きて蕩けし、夜の花**」
苦しい。
動けない。
でも――その不自由さが、なぜか、気持ちよさを際立たせる。
「さっきより、もっと締まってるよ」
「そ、んな、こと……っない……っ! あっ、やっ……んっ、あぁ……っ」
苦しげな否定の声は、甘く震え、快感に染まった吐息に溶けていく。
五条の動きは、どんどん激しさを増していく。
すり上げるように、抉るように――容赦ない律動が、奥の奥まで突き上げてきた。
「っ……や……っ、んぁ、あっ……!」
濡れそぼった奥がきゅっと吸い付くたび、愛液が押し出されるようにぬちゅっ、と湿った音を立てる。
突き上げられるたびに、の身体は内側から跳ねるように震え、もう、口からは喘ぎ声しかこぼれなかった。
名前を呼ぶ余裕もない。
言葉も、理性も、どこかに流されていく――
「っ、んんっ……や、だっ……そこ……!」
ぐいっと深く抉るように突き上げられた瞬間、
奥がびくんと痺れ、の喉から甘い悲鳴が漏れた。
(だめ……またイきそう……っ! 奥、もうおかしくなりそう……っ)
五条は角度を変えながら、のいちばん敏感なところを、何度も正確に突いてくる。
繋がれたままの手に、思わず力が入る。
逃げようにも逃げられない。
ただ押し当てられ、貫かれて、甘く壊されていく。
(こんなの……おかしくなっちゃう……っ)
シーツに頬を押しつけ、震える脚先を必死に伸ばしながら、
は自分の奥がどうしようもなく高ぶっているのを感じていた。
(イく……っイっちゃう……っ!)
そして――