【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第1章 「香惑の宵**」
「……いい子」
その囁きと同時に、唇を塞ぐように、強く、
深くキスを落とす。
噛むように、貪るように――
愛しさと欲がごちゃまぜになった、熱い口づけ。
軽く腰を引き、ベルトの金属音が静寂を破る。
カチャ、と金属の音が鳴り、
続いて、ファスナーが下ろされる控えめな気配が部屋に響く。
その音に、はびくっと肩を揺らした。
顔がじんわりと熱を帯びる。
目をそらし、そっとシーツを握りしめるその姿に、
五条は目を細めながら、手慣れた仕草で必要な準備を整えていった。
五条は彼女の脚の間に深く入り込んだ。
腰を近づけ、ゆっくりと――自分の熱を、の奥へと宛てがう。
そして――そのまま、腰を打ち込んだ。
「――っああっ!」
の声が、ベッドのシーツに吸い込まれる。
濡れて、柔らかく、彼を拒まない身体。
だが、その奥へと突き立てられる感覚に、
甘い痛みと快感が混ざり合い、彼女の身体はひときわ跳ねた。
「はぁ……やば、、こんなに……」
五条は腰を打ちつけながら、
彼女の反応を確かめるように、瞳の奥を覗き込んだ。
「奥、……すっごく、絡んでくる」
「い、やっ……そんなこと、言わな、いで……っ」
顔を背けようとする彼女の頬を掴み、無理やり目を合わせた。
「……言わないで、って? だって事実でしょ」
腰の動きが、次第に速く、深くなる。
の中に、自分のすべてを刻み込むように。
「こんな声出して……こんなに気持ちよくなって……誰に見せてんの?」
「……っ、悟、さん、だけ……!」
その一言に、五条はまた、激しく打ち込んだ。
「ああ、そう。だったら――全部、僕のモノだよな?」
その言葉と同時に、五条の腰が深く打ち込まれた。
「ひっ……ああっ……!」
の身体が跳ねる。
肉と肉がぶつかる鈍い音、
湿った水音が、熱を帯びた部屋の空気を震わせる。
「すご……の中、奥の奥まで締め付けてくる……」
五条は喘ぎながらも、彼女の中に沈みきった自分を感じ取っていた。
熱くて、とろけるように柔らかくて――
それでも奥へ進むたび、
の中がさらに絡みつく。