【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──
第1章 「香惑の宵**」
そっと、外側をなぞる。
一度、二度――
指が触れるたび、は小さく喉を鳴らし、肩を震わせた。
(まだ焦らしたい気持ちもあるけど……)
でも、今は。
この熱を、まっすぐに与えたいと思った。
中指が、ゆっくりと――彼女の秘部に、沈んでいく。
「……っ……!」
唇を噛むの表情に、五条の心が揺れる。
(そんな顔されると……こっちも我慢できなくなる)
指の感触で、彼女の内側の熱と柔らかさを確かめながら、
五条はもう一度、そっと名前を呼んだ。
「……、気持ちいい?」
そう尋ねながらも、答えを待つつもりなどなかった。
五条の指はすでに、ゆっくりと、けれど容赦なく彼女の中へと沈んでいく。
「ん……っ、ふ、ぁ……っ!」
の吐息が、たまらなく愛しい。
だが、それ以上に――その震えを自分の指で引き出しているという事実に、ゾクリとする快感を覚えていた。
中指を浅く、そして深く――
出し入れするたびに、の身体がびくりと跳ねる。
「僕の指、……痛いくらい締め付けてる」
意地悪く囁きながら、彼はもう一本の指を添えた。
「っ……あ……ふ、ぁ……!」
くちゅり、と濡れた音が指の動きとともに広がる。
「こんなに……もう、ぐっしょりだよ?」
囁きながら、濡れた蜜が絡みつく感触に、五条自身の熱も高まっていく。
「恥ずかしい? でも……僕が触ってるとこ、の一番、感じるとこだよ?」
そう言いながら、指の腹で内壁をくすぐるように撫で上げる。
的確に、そこだけを何度も――執拗に攻め立てる。
「……だめっ、そんな……っ、あ、あっ、んんっ……!」
涙が滲むほどの快感に、が堪えきれず声を上げる。
(いい子。もっと素直になって)
五条の親指が、濡れた中心から上へと滑り――
ぷくりと膨らんだ突起を、やさしく、だが逃さずに撫でる。
「……ここも、すっごく固くなってる。 、自分でわかる?」
は首を振ることもできず、ただ身体を震わせるだけ。