第8章 7章
「椿さん?………はぁ。分かりました。猶予を与えましょう」
「猶予?」
「はい。……そうですね。年が明けた1週間後1/7にお返事いただけますか?これは正式な依頼にします。勿論契約書を作成し署名いただいた上での」
「依頼……ですか?」
「はい。……実は。ここだけの話。今の界隈より卑猥な分野の漫画を描かせていただける事になりまして。……ただ。何故か昂らない。そんな時に貴女に出会って。…久しぶりに感じたんですよ。貴女をモデルになら描けるって」
待って
めちゃくちゃ既視感
「あの、、一点お聞きしても?」
「もちろん」
「その!………性行為はしないと。いうことですか?」
「貴女が望むのならもちろんそれも契約に入れましょう」
優しいのか
鬼畜なのか
もうパンツどころではない
「答えは急ぎません。なので良い返事をお待ちしてます♪」
では。と電話が切られた
「はぁぁぁぁぁ」
なぜ
何故私は!
あんなに安心しきって飲んでいたのか!!
絶対何かきっかけを待ってたに違いない
ていうか
純粋な恋愛感情持てよっ!!!
よろよろと立ち上がり
お風呂場に戻る
シャワーを浴びて
だるい身体をベッドに沈ませる
このまま枯葉になりたい
そんな風に思ってたら
たけちゃんから連絡があった