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【呪術廻戦/五条悟R18】魔女は花冠を抱いて眠る

第24章 「可惜夜に眠る 後編②**」


「俺、てっきり……真希さんは、のことが嫌いなのかと思ってました」

「違うわっ!」



真希さんは声を荒げて、持っていた空のペットボトルをベキッと軽く潰した。
そして、少しバツが悪そうに視線を砂浜に向けた。



「呪力がない奴が、この呪術界で生きていくのがどれだけ大変か。……恵もよく知ってるだろ」

「それに、は別のよく分かんねぇ力を持ってる。……あいつが置かれてる状況は、私以上にキツいはずだよ」



禪院家に生まれながら、呪力を持たない真希さん。
だからこそ、呪力がないの危うさも、背負っている重圧も、誰より分かるんだろう。



「それでもは、自分の居場所を掴もうとしてる」

「……そんな奴を、私が嫌いになるわけないだろ」



照れ隠しのように。
真希さんはふいっと顔を背けて、空になったペットボトルをゴミ箱に放り投げた。



「……まあ、あいつには」



真希さんが、呆れたように口元を緩めた。



「最強の過保護がついてるから、私が心配するだけ無駄だったみたいだけどな」

「……ですね」



俺もつられて小さく笑った、その時だった。





「……悟って、あんな顔するんだな」



背後から、不意に野太い声が降ってきた。
驚いて振り返ると、そこには。



「しゃけしゃけ」

「うわー……朝からいちゃついちゃって。私たちのこと忘れてるんじゃないかしら?」

「伏黒水くせー! 起きてんなら俺も起こせよな!」



パンダ先輩と、狗巻先輩。
それに、顔をしかめる釘崎と、面白がるように砂浜の二人を眺める虎杖が立っていた。
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