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【呪術廻戦/五条悟R18】魔女は花冠を抱いて眠る

第24章 「可惜夜に眠る 後編②**」


「ちょっと。昨日の夜はあんなに可愛かったのに、朝は冷たいわけ?」

「〜〜っ! 返してください!」

「ほら、みんなが起きてくる前に抜け出すよ。……僕が君を独り占めできるうちにさ」



そう言うなり、先生は私の身体をひょいっと抱き上げた。



「きゃっ……!」



有無を言わさない、いつもの強引なペース。
でも、その腕の中は、どうしようもなく安心する。


(……ずるい)


こんなふうに抱えられたら、もう逆らえるわけがないのに。


こうして私たちは、まだ誰も起きていない別荘を、足音を忍ばせて抜け出した。







砂浜に出ると、静かな朝の空気に、穏やかな波の音が響いていた。
まだ太陽が昇りきっていない砂浜は、少しだけひんやりする。
真っ白な砂の上には、二人分の足跡だけがまっすぐ続いていた。



「……なんでTシャツ羽織ってんの?」



隣を歩く先生が、これ見よがしにため息をつく。
私は、水着の上に被った大きめのTシャツの裾を、ぎゅっと握りしめた。



「だって……やっぱり、恥ずかしくて……っ」

「恥ずかしいって……今更? それに、今は僕しかいないでしょ」

「そうですけど……」



渋った、その瞬間。
先生の手が、私のTシャツの裾を掴んだ。



「あ、ちょっ……先生!」



抵抗する間もなく、頭の上からTシャツがするりと引き抜かれる。



「ぶっ……!」



バサッ、と布が擦れる音がして。
ひんやりとした朝の空気が、直接素肌に触れた。


慌てて両腕で胸元を隠す。
野薔薇ちゃんが選んでくれた、胸元に白いフリルがあしらわれたビキニ。
腰回りで華奢な紐が揺れるたび、ますます心許ない。
隠していた布がなくなってしまって、急に落ち着かなくなる。



「うん。やっぱり可愛い」



頭の上から、ひどく満足そうな声が降ってきた。
おそるおそる見上げると、先生が私の水着姿を上から下まで、じっくりと舐めるように見つめていた。


そんなに真っ直ぐ見られると。
視線が触れているところから、じわじわ熱くなっていく。



「でも、近くで見ると結構攻めてるね。野薔薇の趣味?」
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