第24章 「可惜夜に眠る 後編②**」
突き上げられるたびに、お腹の下から熱い波が何度も何度も押し寄せてくる。
「あ、あっ、ひ、ぁあッ……!! むり、ぃ……」
「無理じゃないでしょ。ほら、イっちゃえ」
ぱちゅ、ぱちゅと肌と肌がぶつかる音が、速くなっていく。
(……はやいの、だめぇ、だめ……っ)
耐えきれなくて、先生の背中にしがみついた。
汗ばんだ肌が張り付いて、お互いの体温が混ざり合う。
先生の首筋に顔を埋めると、先生の汗の匂いがした。
(――っ、せん、せぇ……)
お腹の奥をぐりぐりと押し潰されるような、熱い、熱い衝撃。
それが何度も何度も繰り返されて。
「や……っ、ん、んあっ……いくぅ……っ」
脚がぴんと張って、背中が自然に反り返った。
視界が一瞬ぼやけ、何も考えられなくなる。
ただ、身体中に甘い波が押し寄せて、すべてが溶けていくようだった。
白く飛んだ頭で、荒い息を繰り返していると。
「僕もイくから。最後だけ、ちょっと……」
余韻で小刻みに震える私の身体を、先生の手がしっかりと押さえ込んだ。
「激しくさせて……っ」
返事をする間もなかった。
先生の腰が今までとは違う、容赦のない速度と力で打ち付けられる。
「ひ、やっ、ぁ、あっ……んっ、だめっ……っ!」
(さっき、いったばっかなのに……っ)
敏感になっている内側を、熱い塊が何度も何度も抉っていく。
シーツが大きく擦れる音と、肌が容赦なくぶつかる音だけが、部屋の中に響き渡る。
「……っ、……ッ」
「せん、せ……っ、や、あ、ああッ……!」
視界がぐらぐらと揺れる。
さらなる快感が波のように押し寄せてきて、呼吸の仕方もわからなくなる。
私はただシーツをぐしゃぐしゃに握って、首を振るしかできなかった。