第2章 俺の彼女
「そうですか・・・・・梨華は彼氏さんと」
はぁ、と溜息をつくみゆき
「うん、あいつら何だかんだ言って仲いいからな」
友達を置いてさっさと二人でラブラブしながら帰るのも
あの二人なら普通にやる
ていうか梨華子が
「あ、あのっ・・・」
急にみゆきが切羽詰った雰囲気で切り出した
「え?」
空気が一気に張りつめる
「お、大内君って一緒の塾ですよねっ・・・!!?」
「は?」
HA?HA?HA?HA?
意味不明だ
なぜ今この状況でこんなことを聞くのか
「え?藍紀学園じゃありませんでしたっけ??」
「う、うん・・・・そうだけど・・・」
確かに俺は藍紀学園に通っている
藍紀学園といったら、進学塾の超エリートだと
いっても過言ではない
ただし、藍紀学園に通っているといっても
俺はBクラスなんだ!!
藍紀学園のクラス分けは、レベルの高い順に
H、A、B、C、となっている
つまり俺は、中の下くらいってこと
ちなみに、勇輝も梨華子も全員一緒のBクラス
まぁ、勇輝はもうちょいでAクラスに行けるらしいけどな
「愛川は何クラスなの?」
俺らのクラスに愛川みゆきってやつはいないし・・・・・
Cクラスは男子しかいないって聞いてたから
まさか、Hクラスか!!?
「私は・・・Sクラスです」
「・・・・・は?」
Sクラス?
そんなクラス聞いたことない
「えっと・・・Hクラスの特進ですね」
・・・・・はい!!?
Hクラスの特進ですと!!?
Hクラスの特進といやぁ、今の東大教授
愛川先生が通ったというクラスじゃないかぁぁ!!!
ん?愛川・・・・・??
まさか・・・・・
「お前、あの愛川先生の娘か!?」
「はぃ♪」
愛川先生の娘なんて・・・・・
まさに生まれながらのエリート!天才!
10年に一人いるかいないかの幻娘!!
そんなやつが目の前にぃぃ!!!!??
「大内君、どんな宇宙人と交信してるんですか?」
「え!?俺、宇宙人と交信してないんだけど・・・」
「だって今、意味不明なこと言ってたじゃないですかぁ~
それ、誰に言ってたんですかぁ??」
え、君にだけど!!?
何、コイツ・・・・・実は天然!?
だったりして・・・・・