第2章 俺の彼女
「はよー」
「はよ、翔」
あぁ・・・・・1時間目から英語かよ・・・
最悪だ
そんなことを思いながら席に着くと
隣の席から声が聞こえた
「大内君!おはようございますっ」
朝から相変わらずの眩しい笑顔を俺に向ける女子
「あぁ、愛川・・・はよ」
俺がそっけなく言うと、後ろの席の男子
吉川圭太が
「うわ、翔サイテーだ!愛川さんが挨拶してくれてんのに
そっけなく答えるなんて!ね、こんな恩知らずなやつに
挨拶なんてしなくていーよ!愛川さん!」
と、みゆきに声をかけた
うわ、めんどくさいパターンだ
その後もどんどん俺とみゆきの席に集まってくる
男子、男子、男子!!
「愛川さん!翔に挨拶しなくていーよ」
「愛川さんは可愛いんだから、もっと別の人に
笑顔ではなすといいじゃん!」
「愛川さん!こっちむいて!」
「愛川さん!!」
あーー!!!もう、愛川さん、愛川さんって
うるせーー!!!!!
俺は観衆から逃げるように席を立った
「っあ!大内く・・・・・」
みゆきが何を言ったかは分からなかったけど
なんとなく引き止めてくれたような気がして嬉しかった