• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第43章 裏切りの擬装


 
思いのほか実直な言葉に、思わず顔に熱がこもる。
 

椛「…そうですか。」
 

そんな表情を見られたくなくて、顔を外に向けて逸らした。

まぁ、彼女の心理など沖矢にはお見通しだろうが…
 

沖矢「だが、彼の言い分は正しい…」

椛「?」

沖矢「椛はやはり、あの女には出来るだけ関わるな。」

椛「えっ?」

沖矢「あの女に目をつけられて良いことは、一つもないぞ。」
 

声は沖矢だが、その言葉には変声機を使っていても重みがあった。

特に反論する様な理由も無いため、そのまま素直に頷く。
 

椛「…分かったわ。」
 

無事家まで送ってもらい、玄関を抜けてリビングに入ると時間を確認した。

夕飯時に近いが、なんとなくあまり食事をする気分になれなかった。

先ほどの様子だと、今夜降谷がここに来ることはないだろう。
 

椛(ゆっくりお風呂に入って、今日はさっさと寝ますかね。)
 

少しずつ…
そして確実に今まで立ち入らなかった世界に、足を踏み込み続けている。

そんな事、協力者の件を引き受けた時点で百も承知だったが…

彼女の日常は、数カ月前には想像を超える以上に激変してる。

良くも悪くも、そのことを本人はあまり気にしていないが…

車の中での沖矢の忠告が、現実のものになるのは…


もう少し先の話。

 
 
 
 
/ 1233ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp