第43章 裏切りの擬装
椛(組織の人間の変装って分かってはいても、やはり見てて気分の良いものではないな…
顔には出てなかった…筈…
まだまだだな…
私…)
会場を出ると、車で来ていた沖矢に、帰りは皆で送ってもらうことになり、皆で駐車場に向かう。
園子「それにしても梓さん、ちょっとどころか、かなり変だったよね。
何かあったのかしら?」
蘭「…そうだね…」
園子「帰りだって、なんで安室さんが梓さんを送っていくのよ…
逆でしょ普通!」
多少憤慨するような声色で蘭に話しかけるが、蘭は言葉を濁しながら園子に合わせて相槌を打つ。
園子「椛お姉様も、なんで何も言わなかったんですか?
元々喧嘩中か何かだったんですか?」
椛「あぁ〜…うん~…
まあ、そんなとこかな。」
このまま否定しても話がややこしくなりそうなので、園子の話に合わせてなんとなく流す。
園子「そうだんたんですか~?
早く仲直りしてくださいね?」
椛「うん、心配かけてごめんね?
園子ちゃん。」
園子の家に最初に向かい、そして無事下ろすと、すぐ近くの毛利探偵事務所でコナンと蘭を下ろす。
当たり障りのない挨拶を交わすが、最後、コナンが沖矢に目配せしていた様子を、チラリと横目で椛は確認していた。