第43章 裏切りの擬装
目暮「とにかく、ここにいるスタッフに話を聞いてみるか…
…にしても、
入れ替わり立ち替わりよくもまぁ…
毎度毎度探偵が…」ジト目
高木「え、えぇ…
コナン君は皆勤賞みたいですけど…」
完全に呆れ顔の目暮警部と、苦笑いを浮かべている高木刑事の姿。
そんな警察側とは裏腹に、真剣に顎に手を当てて状況を判断し、推理している沖矢と安室の姿は、対照的に見えた。
ステージで繰り広げられる警察官達の現場検証と、探偵達の推理。
少し離れた客席側から、蘭と園子、ベルモットの変装の梓と椛は4人でその様子を眺めていた。
園子「安室さんは私立探偵だから、あの輪の中にいるのは分かるけど…
昴さんって工学部の大学院生だよね?
なんで探偵みたいな事してるんだろ…」
蘭「そう言われてみればそうだけど…
東都大の大学院生なんだから、そもそも頭が良いんじゃない?」
梓「……」
園子と蘭の話にジッと耳を傾けている、梓の姿が気になり…
『少しの変化も見逃すまい』と、常に梓を視界の中に入れる椛。
やはりベルモットは、沖矢がどんな人物なのか気になるのだろう。
梓の視線は沖矢に1番、向いているように見えた。
椛「推理系の本が沢山あるから、時間がある時に読んでいたら、ミステリーが好きになったって、昴さん前に言ってたよ?」
園子「あぁ…
あんな本に囲まれた家にいたら、そうなるのも無理はないか….w」
蘭「まぁ…そうだよねw」
椛(あぁやって推理している姿…
二人、よく似てると思うんだけどな…
零もあんなにトゲトゲしく、昴さんにいちいち絡まなくても良いと思うんだけどなぁ〜…)