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【呪術廻戦】新世紀の『I LOVE YOU』

第26章 事変








Yシャツを広げ、私達は4人でシミ抜きを始める。
ティッシュを濡らしトントンと優しく叩く。
が……。
完璧に落ちるはずもなく。

「"マリメッコ"に見えなくもないわね。この角度……この光の加減……」
「限定されてんじゃねえか」
「アパレルをナメんなよ」

私と伏黒は野薔薇にツッコミを入れた。
うーん、もう一回クリーニングに出すほかないのかな。
綺麗に落ちる保証はないけど……。

「ま、どーせ安物でしょ!!伏黒、タグのブランド調べて!!」

言われるまま伏黒はシャツの値段を調べ始める。
悟にとっては安物かもしれないよなぁとぼうっと考えていたら、虎杖と野薔薇の顔が引きつった。

「いくらだったん?」
「25万」
「ふ、伏黒さん、それって税込み?」
「税抜き。そこ重要か?」
「が謝れば万事解決じゃない?」
「おい、私を巻き込むな」
「見たからには黙って帰すわけないでしょ」
「どこの悪徳商人だよ、オマエは」

野薔薇は「仕方がないわね」と大きく息を吐いた。
すごいなこいつ。
私を巻き込む気満々じゃないか。

「私が8万、虎杖と伏黒が4万ずつ、残りの9万をが出すってのはどうよ」
「よくねえよ⁉横暴だな、どこぞのジャイアンかオマエは!!」
「悪徳商人かジャイアンかどっちかにしなさいよ‼」
「言い争う所そこじゃねえだろ」

その時、食堂の扉が勢いよく開いた。
慌てて私はYシャツを伏黒の制服の中に詰めた。
そしたらおっぱいが付いたみたいになって思わず笑いそうになった。
虎杖と野薔薇も下を向いて笑いをこらえている。





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