第3章 琥珀編前編
「うーん…及第点ってとこだな」
ギリギリだったけど何とか勝ったわね…
本気を出されたら確実に負けていた…
「あら?それなら財宝はいいかしら?」
「あぁ約束は約束だほらよ」
少し乱雑にターゲットを渡された
「この前も話したが…
危険怪盗レクトルあいつには関わるな
あれは闇そのものだ」
目を細めてこの前より威圧してそう言った
「あぁいう奴は人間のフリをするのが上手い…
覚えておけ深淵を覗く時深淵もまたこちらを
覗いている」
近づき先程より強く威圧した
「…警告感謝するわ」
とりあえず頷いておく
「お前さんならそう簡単にやられないとは思うが…
一応お宅の騎士と行動する事を勧める
それじゃあな」
そういうと窓から消えた