第2章 プロローグ
俺らは最終確認をし
「んじゃ動くとするか」
「こうしてバラバラに動くの
久しぶりだねー」
「そうですね…
確かにバラバラに動くのはあの時以来ですね」
「そうだお前らもしネージュに会ったら
軽く実力を見て組むかどうか決めておけ」
「一応理由聞いてもいい?」
「最低限の実力はあると思うが
恐らくこれから大変な事になる
そうなるとそれなりに実力がある人間が
必要になるからな」
「分かったけど…何で大変な事になるって
具体的に何があるの?」
「そこは正直勘だ」
俺は昔からこの手の勘を外した事が無い
…父さんと母さんが亡くなった時もそうだった
「兄さん?」
「何でもねぇあまり派手に動きすぎて
ISPOの人に捕まらねぇようにしろよ」
「もちろん」
「分かっていますよ」
俺らは地下室から出てそれぞれ準備を
始めた…