第16章 day12 イレイザーヘッド 相澤消太
目の下のクマがいつもよりもさらに濃くみえて
心配になって無意識に手を伸ばしていた
その指先を相澤先生の手がぎゅっと掴む
『相澤先生‥?』
「切島とは何回ヤったんだ‥?」
ハァ‥と短く溢した吐息は熱っぽく
額にはじっとりと汗が滲んでいるようにみえた
『体調やっぱり良くないですよね?!一緒に保健室へ‥』
「先生‥今夜は誰と‥」
低い声が少し掠れて
熱を帯びた瞳に見つめられる
『あ‥のっ‥』
相澤先生に触れられてぶわっと体温を上げる身体に
胸元の薔薇が疼き出す
まだこんな時間だと言うのに
「せんせーーっ!お帰りなさい!ってお取り込み中っ?!」
『上鳴くん?!た‥ただいま!相澤先生の具合が良くないのかなって心配してたところなの』
「そーいえば相澤先生今日さらに一段と険しい顔してたような‥ってか先生もなんかエロくね?!ってイテっ!!」
「保健室にいねぇと思ったらここにおったンか‥」
『え‥えっ?!』
パシンと上鳴くんの後頭部をはたいた手でそのまま手首を掴まれてズカズカと歩き出す
『ちょっ‥ちょっと待って爆豪くんっ‥‥どこ行くのっ‥?』
「俺ン部屋」
『今からっ?!相澤先生の様子も気になるからまた後ででも‥』
「無理」
『えぇっ?!』
そのまま半ば強引に爆豪くんの部屋まで連れ込まれると
ベッドの上に押し倒される
『ま‥‥まって‥‥んっ‥ぅ‥っ』
止める間も無く熱い唇が重ねられた
「こっちはずっと待ってんだよ‥‥」
グっと押し付けられた腰
制服のズボン越しに触れているモノがとても熱くて
さっき上がったままの体温がさらに煽られていって
身体がふるりと震えてしまう
『ば‥くごうくんっ‥‥』
「ンな顔してっと今すぐ犯すぞ‥‥」
ゴツンと額をぶつけ合わせると
おもむろにポケットに手を突っ込んだ
そして私の右手を掴むと
小指にするりと指輪をはめてくれる
『え‥と‥‥これ‥は‥?』
「お守り」
そう言ってニヤリと微笑むと
右手を絡め取られる