第56章 ハロウィンの花嫁〜復讐を誓う民間組織〜
ーー貴方side
コナン君達を見送った私は近くにあった椅子に座り今回の事件について考える。
雪(始まりは3年前、私の兄が殉職する前日。兄と陣平さん達はプラーミャに会っていた……つまり、私が肩に怪我を負わせた人物こそが今回の犯人であるプラーミャ)
エレ『プラーミャには犯行をする前に決まり事がある」
雪(決まり事……)
エレニカさんの話では証拠を残さないように爆弾に関わった人間やアジトを消していたと言っていた。
雪(そうだしたら、私達がクリスティーヌさんの代わりに取りに行った時の爆弾って……)
背筋がゾッとする事を考えてしまった。だが、そうだとすると犯人はあの人になってしまう。それともう一つ気になる物があった。
スッ
雪「まさか蘭ちゃんが全部覚えてるとは」
それはあの日、哀ちゃんが拾って渡したメモ。証拠品では一部が燃えて分からなかったが、蘭ちゃんが覚えていたようで書き直して渡してくれていたのただ。
雪「……コナン君達に聞こう」
コナン「雪姉ちゃん!」
雪「コナン君ちょうど良かった、あのね___」
コナン「大変なんだ!」
萩原「ちょっと待ってよ、コナン君」
松田「こういう時だけ足早すぎたろ」
慌てた様子のコナン君と陣平さん達、更には目暮警部達までやって来た。どうしたのかと目を丸くすれば、どうやらクリスティーヌさんのスマホに結婚式を行わないと多くの犠牲が出ると入っていたらしい。
松田「それだけじゃねえ。雪、お前もご指名なんだよ」
雪「……私も?」
目暮「あぁ。見届け人として君の名前が書かれていた」
なら私は出なければならないのかと思っていたが、どうやらその逆で参加せず安全な場所にいて欲しいとお願いされた。
雪「でも、私もいなきゃいけないんじゃ」
村中「いや、君は来ない方がいい。これ以上、君を君達を巻き込むわけにはいかない」
クリス「……そうね、その方がきっと良いわ」
雪「……?」